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平成29年度 インターンシップ受入事業 苫小牧工業高等学校 電気科


業界促進委員会の初めての行事となる苫小牧工業高等学校のインターンシップ受け入れ事業を、無事開催することができました。前回までは親組合が主体の行事でしたが、今年から青年部が主導となるために当委員会が設立され、企画・運営する運びとなりました。

今年の電気科2年生(40名在籍)からは、11名もの多くの生徒に当組合を研修先として選んでいただくことができました。

折角来ていただくからには、生徒にはより多くの会社や現場を生で見て、感じてほしいということで、今回は内線、外線、プラント、計装を中心とした5社の組合員に受け入れをしていただきました。各社の全面的なご協力により、普段の勉強とはまた違った視点で、電気について捉えてもらえたのではないかと思います。 現場において先輩技術者の働く姿を見られたことにより、「電気は知識だけではなく、メシを食べていくための技術を磨くことも大切なんだと気づき、意識が変わった」と伝えてくれた生徒もおり、企画者としても大変嬉しく思いました。

 最終日には電気会館において、電気工事の種類や業界についてを学ぶための、プロジェクター講習会を行いました。 また苫工OBからの講話として、新興電気の谷口 蓮さんと、電気工事西川組の佐藤監事(青年部員)のご協力により、高校当時の話や資格取得などについて、ユーモアを交えた大変参考になるお話をいただくことができ、感謝しております。

その後、4テーブルに分かれた意見交換会では、生徒側から「就職に有利な資格は?」や、「仕事に就くことへの不安」など、就職に関する多くの質問や相談が出されました。一方部員・企業側からは「挨拶やコミニュケーションなど、社会人としての基本を覚えることが大事」など、沢山の熱いアドバイスが生徒へ伝えられていました。  より多くの生徒が、地元の電気工事会社に就職をして切磋琢磨で技術を身につけ、やがて業界全体を盛り上げてくれる、彼らの「若い力」に期待をし、今回のレポートを終えたいと思います。 最後になりますが、当初より企画立案にご指導をくださいました西本事務局長をはじめ、今回ご協力をいただきました全ての皆様に厚く御礼を申し上げます。


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